FC2ブログ
bannerbig2.jpg
ホーム > さかなおやじの言いたい放題 > まったくもって私的なベタ繁殖論13

まったくもって私的なベタ繁殖論13

 うーん、前回の産卵からずいぶんと間が空いてしまいました(苦笑)。バンコク騒乱のあおりを受けて、久々に本業の方が超多忙になっています。もっとも、仕事が順調で多忙なのはうれしい悲鳴ってとこですが、今回みたいに今月頭のバンコクからイギリスへの出荷が止まったフォローで忙しいのはあんまりうれしくありません(涙)。しかもよせばいいのに、今回のベトナム&マレーシア出張の最後にバンコクに立ち寄ろうなどど戯けた事を画策しているんですから、家族に「××につける薬はない!」とか、「いや、それを言うなら××は過労死で死ななきゃ直らないでしょ」とか言われても返す言葉がありませんな。

 まぁ、それはさておき前回無事にベタが産卵までこぎつけました。実はこの後、稚魚たちが孵化し自由遊泳を始めるまでは、オス親が泡巣の下で頑張ってくれますから、飼育者の出る幕はありません。水温に大きく左右されますが、ベタの場合産卵後約2.5日位で孵化が始まり、その後3日ほどで稚魚たちは自由遊泳を始めますので、産卵から4,5日は飼育者はニート状態です。

 もっとも、すべてのオス親がかいがいしく卵や稚魚の面倒を見てくれる訳ではありません。中にはせっかくの卵をパクパクと食べてしまう不届き者や、泡巣から卵や稚魚がポロポロ水底に落ちていっているのに知らん顔の怠け者もいます。卵を食べてしまう行為(食卵)には2通りの要因があるようです。ひとつは、要するにオス親がタワケ者である場合そして他方は、産卵された卵に何らかの理由で未受精卵が多い場合です。前者の場合、これはもうタワケ者を繁殖候補者リストから外す以外に方法はありません。しかし、後者の場合は何度か繁殖に使ううちに、卵の受精率が高くなれば上手に子育てしてくれる様です。

 ちなみに、卵の受精率が悪い原因は多くの場合、メス側に問題があるような気が個人的にはしています。一番多いのが過熟卵つまりメスをあまり長い間お腹に卵を持ったまま放置しておくと、卵巣の中の卵が過熟し結果として受精しにくいものになってしまうと言うケースでしょう。このような場合、一度メスを繁殖に用いその後10日から2週間後に再度そのメスを繁殖に用いれば、今度は問題なく受精する卵を産んでくれます。また、特殊な例としてはブラックのメスは不妊なので、他の品種同様普通に産卵しますが、まったく孵化しないか孵化してもごく少数だけでその後稚魚がうまく育ってくれません。

 やはりベタの食卵で問題になるのが、前者のタワケ者の場合でしょう(苦笑)。先ほど書いたように、通常は繁殖候補者リストから除外すればいいのですが、どういう訳かこう言う個体に限って、手持ちの個体の中で一番のクオリティだったりするんですよね~。そんな時は、最後の手段で人工孵化か託卵を試みてみるのも良いでしょう。・・・って事で、次回は人工孵化および託卵と言う、禁断の秘儀(笑)をご紹介しましょう!

 ただ、あらかじめお断りしておきますが今週半ばには海外出張に出かけなくてはなりません。その前に禁断の秘儀をご披露できるか否かは撮影できるかどうかにかかっています。別に文章だけならいくらでも更新できるんですけどね~。実際のところ結構微妙な情勢で、今後のさかなおやじの動向は予断を許しません(笑)

banner002
スポンサーサイト



いつも勉強させて頂いています。 次の記事を楽しみにしています。
[ 2008/12/10 00:44 ] [ 編集 ]
>いつも勉強させて頂いています。 次の記事を楽しみにしています。
-----

ここの所結構忙しくてなかなか撮影の時間が取れません(涙)。個体の写真ならまだしも、繁殖シーンとなると時間的余裕が必要なようです。この年末年始に頑張って撮影するつもりですので、もうしばらくお待ちください。
[ 2008/12/26 13:28 ] [ 編集 ]
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する