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良いプラカット、悪いプラカット 007

 今日は鱗の並びについて考えてみたいと思います。ベタに限らず、健康な魚の鱗は整然と並んでいて、見ていて違和感を感じません。まぁ、中にはあ、あれっ?って言いたくなるような変な鱗の並びしている魚もいますが、ベタでは1枚目の画像のように鰓蓋後方から尾柄部(尾鰭の付根)まで1列に整然と敷き詰められた鱗の列が、何列も体の上を走っています。

 でも、時にはこの整然としている筈の鱗列が乱れた個体が存在します。2枚目の画像のオレンジ色の丸いで囲った部分をよくご覧いただければお判りだと思いますが、明らかにこの部分で鱗の列に乱れが生じています。鱗の乱れる原因は様々で、例えばこの個体では脊椎骨が湾曲していて、それに伴い肉の部分や体表も湾曲しているのが原因のようでした。他にも、何かの衝撃で鱗が剥離し再生した鱗が前からある鱗とサイズや生える方向が異なるものがよく見つかります。

 後から鱗が数枚剥離してしまったような後天的なケースでは鱗の乱れも、それほど気になるものではなく済む場合も多いのですが、問題は生まれつき鱗に乱れが有る個体の場合です。私の乏しい知識でははっきりとした事は判りませんが、必ずしも先天的(遺伝的奇)とは限らないようです。稚魚の時期に水質や水温の急変、病気による体表の損傷、魚病薬のダメージなどで脊椎骨や体表に奇形が生じるケースも確実にありますので、稚魚のときから鱗が乱れていると言っても、必ずしもその子孫にまでこの奇形が受け継がれていくと言う訳ではないようです。

PL 鱗乱れ001

 ただ、いずれにしても鱗の乱れ自体は飼育者にとっては歓迎すべき現象ではありませんから、可能であればそのような個体の入手は避けた方が無難です。・・・とそう言っている本人が、バンコクで気が付かずに仕入れてきちゃったりするんですよね~(苦笑)。何度も書いてますが、バンコクのベタショップなんてどこも薄暗くて、なかなか個体の細部までチェックできないんですよ。もちろん、日本に帰国して鱗の乱れに気が付いた際は販売リストから除外しなくてはなりませんから、完全に丸損です(涙)。

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[ 2008/08/31 00:00 ] 逸品堂通信 | TB(0) | CM(0)
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