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良いプラカット、悪いプラカット 004

 尾鰭、背鰭と来たので今日は腹鰭についてです。ちなみに、たまに腹鰭と胸鰭を間違えている人がいますが、ベタで言えば鰓の後にくっついている団扇みたいなのが胸鰭で、腹部にニョキっと2本伸びているのが腹鰭です。尾鰭や背鰭そして尻鰭に比べるとただ剣のように延びただけの腹鰭は鰭の開きとかを論じるほど大きな存在ではありません。

 でも、特にベタのオスが各鰭を広げて相手を威嚇している時に結構目立つ場所でもあります。理想的には、2本の腹鰭がすらっと真っ直ぐに伸びている事が望ましいのは当然の事です。もっとも、尾鰭などと違いほとんどの個体ではそのような問題の見当たらない状態である事が多いのでそれほど心配は要らないでしょう。1枚目の画像のような状態の腹鰭であればOKです。

 ただ、時々2枚目の画像のように腹鰭が短い個体を見かける事があります。その原因には2つの要因が考えられ、1つ目は他の魚に齧られるなどのアクシデントで先端部分が欠損したもの。そして、もう一方が形質的に鰭が伸長しないものです。

 前者の場合は、よほど老成した個体でなければ再生し以前のような状態に戻ってくれる筈ですが、問題は後者の形質的な欠陥の場合で、この場合はいくら待っても鰭の長さはそのままです。この2つを正確に見分けるのは難しいのですが、形質的な欠陥の場合腹鰭だけでなく他の鰭、特に背鰭と尻鰭もあたかもメスのように短いものである事が多いので、その辺りを参考に個体を選ぶのが一番でしょう。

PL Black Dragon 001

 ちなみに2枚目の画像の個体は、メス個体に見えるほど各鰭が短く貧弱です。特に、背鰭はどうみてもメスのもので、私も当初バンコクではメスと勘違いして仕入れてきました(苦笑)。しかし、帰国後観察しているとどうもオスのような気がしたので、試しに繁殖に用いてみました。あっ、もちろんオスとして(笑)。結果は、立派にオスの役割果たしてくれました。

 毎回言っているように、プラカットの良し悪しなんて所詮は個々の好みの問題だと思っていますが、コンテストと言う事になれば当然鰭の伸長が十分でない個体は良い評価を得る事が出来ません。まぁ、普通に見た目から言っても腹鰭の短い個体の方が好きって言う人はいないと思いますけどね(笑い)

 それと、時々腹鰭が途中で折れ曲がったような個体を見かける事もあります。原因は様々だと思いますが他の魚に齧られた後再生の際に方向を間違えちゃったと言うケースが一番多いのではないでしょうか。ただ、ベリースライダーと呼ばれる遊泳異常で常に水底を泳ぎ回っている個体を育成していると腹鰭が折れ曲がるケースも多く経験しているので、よほど稀少なカラーリングでない限りは、腹鰭が折れ曲がった個体は入手を避けておいた方が無難ではないでしょうか。

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[ 2008/08/24 00:00 ] 逸品堂通信 | TB(0) | CM(2)
いつもでも、同じ水槽で詰め飼いしていると、よく腹鰭を欠損している個体が見られますね。
腹鰭は、カラーリング上のアクセントとして有効ですね。
しかし、いつもいつも綺麗なプラカットの写真を見させていただき有難うございます。
毎日楽しみにしておりますよ!
[ 2008/08/25 22:52 ] [ 編集 ]
>いつもでも、同じ水槽で詰め飼いしていると、よく腹鰭を欠損している個体が見られますね。
>腹鰭は、カラーリング上のアクセントとして有効ですね。
>しかし、いつもいつも綺麗なプラカットの写真を見させていただき有難うございます。
>毎日楽しみにしておりますよ!
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それでも若い個体ならヒレ先の欠損は結構回復してくれますよね~。でも、不思議なもので根元から無くなっちゃった場合、再生してくれないでそのままって言う事が多い気がします。
[ 2008/08/28 04:24 ] [ 編集 ]
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