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バンコク最新ベタ事情 03

 さてどんどん続けて紹介しちゃいましょう。今日の紹介するのは、作出ブリーダー曰くトリカラー・ドラゴン・マーブルだそうです。ベースになるのはブラック・ドラゴンでそこに何代にもわたってトリカラー・マーブルを交配したと言ってました。一見すればお分かりのように、実に不気味な・・・もとい複雑なカラーリングです(笑)。今日紹介した2個体は比較的表現が似通っていますが、この兄弟たちは一見するととても同じペアから生まれてきたとは思えないほどカラーバリエーションが豊富です。

 まぁ、過去にとにかくさまざまなマーブルを交配してきたらしいですから作出した本人にもどんな子供たちが生まれてくるかはさっぱり判らなくなっているんでしょう。彼らに唯一共通するのは、かつてブラック・ドラゴンであった祖先のプラチナホワイトのドラゴンパターンがボディに存在することくらいでしょう。

 この系統に関して言えば、入手したアクアリストは系統維持を試みるのではなく次世代にはさまざまなカラーバリエーションが出てくるでしょうから、その中から自分の追い求める理想像に従って新たに品種を作り出すって言うのが正しい楽しみ方になって来るでしょうね~。でも、そんな楽しみ方が出来る人にとっては次世代にどんなカラーバリエーションが登場するかさっぱり読めず、開けてビックリ玉手箱状態(笑)のこの系統は凄く面白いと思います。まぁ、どう転んでも次世代の子供たちが見慣れたカラーリングってことはまずあり得ないでしょうから。

PL トリカラー・ドラゴン・マーブル 001

 でも、このトリカラー・ドラゴン・マーブルみてこのブリーダーが所謂キワモノブリーダーだなんて思ってはいけません。彼はバンコクではと言うよりアジアではかなり名の通ったショープラカットのコンテストブリーダーなんです。タイ国内の大会で優勝しタイの皇后様にトロフィー授与されたこともありますし、国外の大会で何度も上位入賞を果たしています。彼が一番得意とするのはソリッド・レッドのプラカットです。それはもうすばらしい体型と染み一つ無いピュアレッドの体色は賞賛に値します。

 ただ、この爺さんの困った点は、自分と自分のベタに自信満々って所ですね(苦)。だから、彼のベタは他のブリーダーの同じ品種に比べると図抜けて高額です。うっかりこちらが他の店ではもっと安かったなんて口にしようもんなら、瞬間湯沸かし器状態でヒートアップしてまくし立てます。
「あんな奴のベタとはクオリティがぜんぜん違うだろぉ!」
「俺の魚は尾鰭が4レイ(尾鰭の軟条が4回分岐してるってことです)だぞっ!」
「お前の目は節穴なのか??」
そして、困ったことにこちらがチョイスしなくても、勝手に魚をパッキングし始めるんです。
「あっ、そのベタはいらないよ」
「まぁ、任せておけ!このベタは絶品だから問題ない」
「いや、そうじゃなくて・・・」
「マイペンライっ!(ノープロブレムの意味)」

 前回バンコク入りしたときも市場をプラカットの逸品を求めてウロウロしていたところ、昼ごはんを食べに店を出てきたこの爺さんにいきなりゲットされちゃいました(苦笑)
「オオッ、さかなおやじじゃないか!」
「ああっ、お久しぶり」
「お前何やってんだ?」
「えっ、ああプラカット仕入れに来たんだよ」
「そうじゃない!なんで、真っ先に俺の店に来ないんだ?」
「えっ、あ、あの後で行こうと思ってたんだ」
「馬鹿もんっ!他による必要なんて無い!!さっさと俺の店に来い」

 ・・・ってことで彼に捕まって、その後1時間以上説教なのかありがたい教えなのか彼のベタに関して延々とレクチャーを受けて、お帰り時にはどっさり爺さんが自分でセレクトしてくれた、と言うか私には選ばせてくれないんですけど(苦笑)プラカットをどっさり仕入れておりました。まぁ、クオリティに関しては心配ないベタばかりなんで別にいいんですけどね。どうも周囲の人間から、意味不明に短気とか言葉で警告する前に手足が出る(笑)と言われている私ですが、実はお年寄りと子供にはむちゃくちゃ甘いんです。同じこと中年のオヤジにやられたら、って言うかやられる前に張り倒してますけどね。

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[ 2008/06/27 00:00 ] 逸品堂通信 | TB(0) | CM(0)
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