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少年時代の憧れ

 今から30年位前、まださかなおやじが紅顔(今じゃすっかり厚顔です、トホホ・・・)の美少年だった頃テトラ社はアクアリウムダイジェスト(AD)と言う、B6版位の小冊子を季刊で発行していました。当時は、今のように巷に熱帯魚情報などほとんどなく飼育方法なども手探りで行くしかありませんでした。そんな中でADは、世界中の珍しい魚や水草の情報が載っていて、我々少年アクアリストにとってはバイブル的存在だったのです。実物が、日本未入荷の魚や水草を見ながら、いつかは自分たちもこんな魚飼ってみたいと、夢を膨らませる毎日でした。

 この季刊誌の影響がどれくらいすごいかというと、「30代後半から40台半ばくらいの、雑誌や書籍などで活躍している著者やカメラマンはほぼ例外なく、この雑誌の信奉者である」事からも容易に想像できます。そこで紹介された数々の魅力的な魚達の中で、さかなおやじ(当時はさかなボーイだったんですよ!)が、一生の内に一度でいいから飼育してみたいと思った魚が今日紹介する、ラスボラ・アクセルロディと西アフリカ産の魅力的な小型コイ科魚類のバルブス・ヤエでした。

 バルブス・ヤエの方は私が20代の頃に我が国にも輸入されてくるようになりましたが、アクセルロディの方は中々輸入されないので痺れを切らしたさかなおやじは行きましたな、その生息地ボルネオ島まで・・・結局、その採集旅行ではアクセルロディ見つからなかったんですけどね(苦笑)

ラスボラ アクセルロディ ブルー02

 ラスボラ・アクセルロディ(Sundadanio axelrodi)は、今ではラスボラ属ではなくスンダダニオ属に分類されるようになりましたが、体長2~3cmの小型ラスボラ(広義の意味で)です。写真では、彼らの魅力が最大限に引き出されていないのが残念ですが、カージナルテトラを思わせるような鮮やかな色彩の小型美魚です。日本に輸入されてくるのには2タイプいます。写真のものがブルータイプ。他に、全身がメタリックグリーンにきらめくグリーンタイプも存在します。色彩的には、このブルータイプの方がやや優位と言ったところでしょうか。

 小型で性格も温和、餌もフレークフードをえり好みする事無く食べてくれます。と、ここまでは順調なのですが水質には少々うるさいようです。水中の亜硝酸濃度つまりはフィルターが上手く機能していないような水槽では、上手く飼うどころか生かしておくのさえ苦労します。もっとも、生息地の水質は弱酸性の軟水なのですが、飼育する際にPHは中性付近でも問題ないようです。したがって、この魚をきちんと飼育したいのであれば、高機能のフィルターを設置するか週1回程度の部分水換えをサボる事は出来ません。

 ところで、なぜ冒頭にADの話を持ってきたかというと・・・最近のメーカーの努力不足に少々腹が立っているからです。どのメーカーも商談などで話をすると最近のアクアホビーの低迷を嘆きます。しかし、さかなおやじにしてみれば「それなら、良質のアクアリストを育成するための何らかの活動してるのかよっ」と言いたくなります。雑誌も同罪で、新着魚の紹介だとかそんなのばっかり。それよりも、一般的な魚をきちんと飼育するためにはどうすればよいのか、ちゃんと記事にしろよな。いかに、最近メーカーが弛んでいるかは、ホームページ見ればわかりますよね。自社の商品のQ&Aはあっても、観賞魚や水草の飼育相談みたいなコーナー持ってるメーカーなんてついぞお目にかかったことがありません。

 「最近の子どもたちは、ゲームやパソコンに興味持っちゃうから、生き物の方には振り向いてくれない・・・」とか世迷言抜かす前に、やる事やって欲しいものです。他社でちょっとヒットした商品のサルマネ商品だす暇あったら、世の子ども達に「魚って、自然ってこんなに素晴しいんだよ!」と思わせるような企画やイベントやって欲しいものです。30年前にテトラ社のADをみて憧れた世代が、現在のアクア業界の主力になったように・・・

 毎日のようにメーカーとの商談の中で、アクアホビーの低迷に関する愚痴を聞かされ、かなりウンザリしているさかなおやじでした。
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[ 2005/08/04 00:00 ] 熱帯魚 | TB(0) | CM(12)
現地まで行くところはさすがですね。行動力がうらやましい・・・最初ネオンテトラ?と思ってしまいました。

確かにどの雑誌を見ても飼育方法を詳しく載せたのはありませよね。特集魚種は飼育方法が載ってたりしますが、水作りや濾過などすべての下地となる基本的知識は載ってませんね。私も初心者なので水の作り方や濾過なんかをいろいろ勉強したいんですけどね。
[ 2005/08/04 23:18 ] [ 編集 ]
>現地まで行くところはさすがですね。行動力がうらやましい・・・
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 学生時代は年2~3ヶ月位、ジャングルに行ってましたね。もちろん、一回は2週間くらいですけどね~。おかげで、出席日数が足らず1年余分に大学通う羽目になりました(涙)
[ 2005/08/04 23:36 ] [ 編集 ]
アクセルロディだ(*´ω`)
綺麗でかわいい魚ですよね♪
ぽれぽれは、アクセルロディとかボララス・マクラータとか小型の美麗魚が凄く好きなんですけど、
一度も飼ったことがありません(・ω・;)

ショップに行くとなぜか、ナマズやドジョウにばかり目が行って・・・(笑)
この前もクラウンキリー買いに行ったのにドワーフボティアみて(´ω`)にま♪っとして手ぶらで帰って来てしまいました。


確かに最近のメーカーさんの企画にはがっかりですよ。
水槽買ってニ○のシールやグッズもらってもねぇ・・・。
DVDでも見てろってことかい!!って思っちゃいましたよ。
[ 2005/08/04 23:45 ] [ 編集 ]
20年前にショップで見たものといえば魚、水槽、餌、テトラの薬剤?くらいでしょうか。
今年2月から久々に熱帯魚を飼いだして驚きました。
「なになに?3ヶ月間水替え不要?白濁りを取ります?エビの色揚げ?」
時代も変わったもんです。
昔は1ヶ月ほど水槽を空回ししてバクテリアを増やして・・・
なんて言われたもんですが今や「このバクテリアを入れたらOK!」
さまざまなメーカーも色々な水槽のトラブルをなんとなくごまかす商品のオンパレード。
なぜ白濁するのか、どうしたら透明になるのか?
そんな事学習されたら商品が売れなくて困るから教えないのですかね?
これはメーカー、ショップともに言えることです。
実際、怪しい添加剤みたいなのを買う方多いですね。
そんな物ほんとに必要ですか?
[ 2005/08/04 23:50 ] [ 編集 ]
>確かに最近のメーカーさんの企画にはがっかりですよ。
>水槽買ってニ○のシールやグッズもらってもねぇ・・・。
>DVDでも見てろってことかい!!って思っちゃいましたよ。
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ニモと言えば、映画がはやっている時に便乗商法で「クマノミ飼育セット」出したメーカーがありまして・・・とうぜんさかなおやじのところにも売り込みに来ました。以下はその時の会話・・・
「・・・と言うわけで、クマノミ飼育セットなんですよ」
「いらないっ・・・」
「えっ、さかなおやじさん何おっしゃってるんですか!映画のニモ御存知ですよね。だから、絶対売れますって・・・」
「絶対売れるけど、絶対クマノミ死ぬじゃん、このセット内容じゃ・・・」
「そっそんな事ありませんっ!」
「じゃあ、わが社の受付の横にこの水槽セットしてクマノミ飼ってみてよ。1週間無事だったら仕入れるから」
「わっわかりました・・・」
結果は、言わなくてもお判りだと思います(苦笑)。あの時だって、業界全体がきちんと海水魚飼育を広めようと努力してれば今頃海水魚ブームだったかもしれないのに・・・
[ 2005/08/05 00:07 ] [ 編集 ]
 さかなおやじも「半永久的に水換え不要!」とか言ううたい文句見ると、発狂しそうになるくらい(笑)、腹が立ちますね。毎日餌やってれば、水槽内にどんどん窒素やリン酸溜まってくのは当たり前で、水換えなしで、水槽程度の狭い水域で自浄作用はありえません。「質量保存の法則」知らんのか?メーカーは・・・
[ 2005/08/05 00:11 ] [ 編集 ]
アクセルロディーも飼い込むとこんなに綺麗になるんですね。
ショップで見かけるのは、もっと黒っぽい胴体に、
ブルーが入ってるって感じなんですが、それは種類が
違うんでしょうか?
[ 2005/08/05 00:15 ] [ 編集 ]
 たぶん同種だと思いますよ。水質があってないのもあるのかもしれませんが、なにより照明の光量の差で見た目が変わってるという事が言えるのではないでしょうか。この写真取った水槽は、撮影用の20cmキューブ水槽で、3つ並べてある上に20W×3灯、しかも明るさには定評のあるPG-5使ってますので。
[ 2005/08/05 00:29 ] [ 編集 ]
最近の小学校では、メダカやアカヒレで生き物を体験させるから、親に頼んで本物のメダカがいるところに行ったり、魚の売っているところを見に行ってお小遣いでどこまで揃えられるか考えているよ。
えらいなと思うけど、昔はそうしていたものだって、思うんです。
ただ、私が東京タワーの下の水族館を見たときのような感動を通り越してゲテモノが多いとかすぐ死ぬとか、あるんですけれども。

あ、で、アカヒレさん、近所の子供たちのアイドルになっちゃいました。
本当にありがとうございました。
[ 2005/08/05 01:18 ] [ 編集 ]
アクセルロディ奇麗ですねぇ

私も次買う予定に行っています。
繁殖もしてみたいのですが個体が小さいので難しそうですね。
ピート水とか使えばなんとかなりますか?
是非増やしたい魚の候補に入っています。
まだ暑いので夏が過ぎてからですね。
ほんとに暑いですね、うちのサカナはへろへろです。(^^)
ファンつけているのですが付けてない水槽は温泉の様! ウソ(^^;
[ 2005/08/05 01:47 ] [ 編集 ]
いえいえ、私の言っているのはメーカーとか雑誌社の話でして・・・。確かに、最近学校とか地域団体とかは子どもに何とか自然の尊さを理解してもらおうと色々な催しやってくれてます。それだけに、その分野で飯食べさせてもらってるメーカーなどの業界関係者は、他人事ではいかんと思うのです。
[ 2005/08/06 12:46 ] [ 編集 ]
>繁殖もしてみたいのですが個体が小さいので難しそうですね。
>ピート水とか使えばなんとかなりますか?
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 どうでしょうか?私もこの魚は殖やした事がありませんので・・・オスメスは尻ビレの赤い模様の有無で簡単に判別できますけどね~。水質もそうですけど、なんか孵化した稚魚が小さそうな気がします。
[ 2005/08/06 12:48 ] [ 編集 ]
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