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ベタ 今日の逸品 2014/05/09


品種名:トリカラー・パステル・マルチ
カテゴリー:ショークラウン
カラーリング評価:★★★(優良)
フォルム評価:★★(普通)
個体レア度:★★★★★(幻レベル)

《前回より続く》

 私に話しかけてきたのは、そのショークラウンを出品したブリーダーその人でした。「私のクラウンが気にいったかね?」と、なんだか怒った様な口調で話しかけてきたそのタイ人は、プロブリーダーではなく本業は大企業の重役さんで、ベタは完全なホビーと言う事でした。

 場所を移して、コーヒーを飲みながら話してみると、別に怒っている訳ではなく実に生真面目な人なので初対面の私に声を書けることに極度に緊張していた為、妙に気難しい態度のように感じてしまった様でした。お互いに共通の趣味&共通の一風変わった美意識(苦笑)の持ち主と言う事で意気投合し、彼の自宅にあるベタ温室にお邪魔する事に。そこはバンコク市内の高級住宅街にある豪奢な一軒家で、運転手付きのベンツで家の前に到着すると門番?が急いでポーチのゲートを上げてくれる、我々庶民とは段違いのハイソなお宅でした。

 彼と話しこんで帰る際に彼が「もし、私の魚が欲しければ特別に譲ってあげてもいい」と言ってくれました。彼の提示した価格は、ショーベタのオスが10尾位は優に仕入れられる高値でしたが、これだけの個体であれば当然考え、いい値で購入する事に。すると、彼は恥ずかしそうに「本当はお金なんて要らないんだけど、ブリーダーとしてのプライドの問題で・・・」と必至に弁解してましたけど、実際彼ならば、ベタなんかを売って端金なんて欲しくも無いでしょうから、本当の意味での「俺の魚はそれくらいの価値はある」と言うプライドなんでしょうし、良く理解できます。

 その時、温室にいた個体を幾つか購入したのですが、そのうちの1個体が今日の画像のベタです。こちらも、一見すると「ただのパステル・マルチ」の様に思えるかもしれませんが、その作出難易度は私ごときでは計り知れないほどのものです。彼の温室には、このレベルのショークラウンがそれこどゴロゴロしていましたが、決して「偶然できちゃった」個体ではない事は、彼のPCに画像つきで入っていた過去10年以上にわたる、自己の保有するショークラウンの系統維持に関する累代繁殖データが如実にそれを証明していました。

《次回に続く》
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[ 2014/05/09 12:24 ] ショークラウン | TB(0) | CM(0)
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