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さかなおやじの作り方 vol.007

《ずいぶん間が開きましたが前回より続く》

 そんな当時「虫好き少年」だった私が、「魚」に興味を抱くようになったのはいつの頃だったのでしょうか?自分の記憶を辿ってみると、おそらくは当時父親が熱中していた錦鯉飼育辺りがおそらく最初だったと思います。

 私の父親は私に似て・・・って言うか私が父親に似てですが(笑)、妙に凝り性でした。当時、我が家は都心にしては珍しく妙にだだっ広い家で庭も広かったので、父親の趣味もやりたい放題の状態でしたね~。あっ、別に都心に広大な土地持っているからと言って金持ちなんかじゃありません。祖父の代に工務店やっていて、住宅兼、資材置き場兼、職人の住居だったからです。

 まぁ、当時の家屋は工務店の爺さんが自分で作った家なので、いい材木吟味して作った見事な家だったんでしょうが、私が生まれた昭和30年代後半にはすでによく言えば重みのある、ぶっちゃけて言えばかなり老朽化した木造建築でした。父親は入り婿で、本人曰く「家業を継がない」と言う約束でこの家の人間となったと言う事で、工務店は祖父一代で廃業したらしいです。

 後に残された、無駄にだだっ広い家屋敷は子供の頃は本当に怖かったですね~。例えば、当時トイレは1回の端っこにあったのですが、そこに行くまでにビローンと長い廊下が続いてまして、その両側には以前職人さんが寝起きしていた小部屋がいくつも並んでました。冗談抜きで、ボーリングのレーン位は楽に長さのある廊下だった事を覚えています。何分昔の家屋ですから、照明は薄暗い裸電球だけ、しかも今は誰も使っていない職人さんたちの部屋にはなぜか姿鏡とか置いてあったりして、昼間だって結構怖いのに、これが夜になるとホラー映画そのものの世界でした。

 当然、当時根性無しの私としては夜間に一人でトイレに行くなんて事は出来っこありません。情けない話ですが、ほぼ毎日「寝小便」してました。・・・って、家族は思ってますけど、実際の所は「寝小便」ではなく、夜に布団に入ってからトイレに行きたくなっても、あの長くて恐ろしい廊下の存在を考えると行くに行けず、ひたすら耐えているうちにとうとう布団の中で・・・(笑)。つまり寝ているうちに知らず知らずって訳じゃなく、目を覚ましていてひたすら我慢に我慢を重ね・・・って言うパターンです。当時、毎日のようにあんな事繰り返して、よく膀胱炎にならなかったもんです。
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