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バンコク ベタビジネスの現状

 1週間ほど前に、本業のオランダ出張の帰路にベタを仕入にバンコクに立ち寄ってきた訳ですが、何となくバンコクのベタ業界・・・と言うよりは、バンコクの庶民の生活がかなり苦しいんじゃないかって色々な面で感じ取れました。もちろん、原因はこの間のバンコクにおけるデモ隊と政府側の抗争で、多くの外国人のタイに対しての評価が低くなってしまった為だと思います。観光客はもちろん、出来ればもっと平和な国に海外旅行に出向きたいでしょうし、ビジネスマンはもっと政情の安定した国でビジネスを展開したいでしょうからね~。

 バンコクのスワンナプーム国際空港もなんだかガラガラでしたし、バンコクの町にも活気がありません。私が常宿としているホテルの前でいつも営業している、ガイヤーン(焼き鳥)屋台の老夫婦も店をたたんでどこかに行ってしまったそうです。それでも、マイペンライ(大丈夫!)のお国柄だけあって、街の人々の顔に深刻さは感じられないのは流石ですけど(笑)。

 最近ではベタを仕入れる際に、ブリーダーのファームに直接出向く事が多かったのですが、今回は久々に市場を中心に歩いてみました。すると、2,3ヶ月前まで元気にやっていたベタショップがずいぶん店じまいしてたり、経営者が変わっていたりしてました。中でも、逸品堂の仕入先とする以前から親交のあったショップが閉店していたのにはかなりショックを受けました。その店の店主とは5年位ほぼ毎月顔をあわせてましたから・・・周りのベタ屋の親父達に尋ねても、景気の良い話は少しも出てきません。元々、あまり資金的余裕の無い人たちですから、ちょっとした事で「閉店=夜逃げ」って事になっちゃいます。

 もちろん、彼が店を開いていた跡地にはすぐに別のベタブリーダーが店をオープンしていました。ただ、やはり長年にわたり付き合いのある人間の方がこちらも無条件に信用できますからね。例えば、新しい品種の元親の情報だとかタイ人の中にはかなりいい加減にその辺を答える奴がいますから、困った物です。もちろん、出鱈目な回答をする奴らも別に悪気がある訳じゃなくて、単純に「尋ねられたのに知らないって答えたら相手に失礼」(笑)、と言うタイ人にありがちな変な親切心から出た物なんです。

 いずれにしても、バンコクのベタ店を見て回った限り、かなり彼らは経済的に逼迫している感じでした。その為、彼らが生産するベタも何となく全盛期に較べるとレベルが低下している気がします。それと、余程その日のための日銭が欲しいのか、こちらが頼みもしないのにやたらとディスカウントしてきました。・・・と言っても、元々ベタの現地での仕入れ価格なんて安い物ですから、例え半額にディスカウントされたからと言ってそれ程うれしい訳でもなく、それよりもクオリティの高い個体を安定して生産して欲しいと心から願ってます。

 そんな事を考えながら、少々沈んだ気持ちで日本に帰国してニュースを見てみると、丁度私がバンコクを離れた日に、またしても爆弾事件があったようです。死者1名で怪我人が10人程度の物ですが、場所はランナム通りって言う、日本人観光客の方々にとっては免税店「キングパワー」で有名な、そして私にとっては通りに多数点在するイサーン料理(タイ東北部料理)の行きつけの店があるところです。これでまた、夏休み中にバンコクに旅行するのを取りやめる人がいっぱい出てくるんでしょうね~。政府側vs反政権グループの抗争は依然として根深いみたいですし、これからまたエスカレートするのが心配です。
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