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最近人気なの?ショークラウン vol.03

 ショークラウンはショーベタをベースに作られたと記述しておきながらなんですが(苦笑)、結構この世間一般で信じられている通説だって結構怪しいもんです。魚のヒレには、団扇で言う所の「骨」みたいに放射状に筋々の部分がありますが、これを「鰭条」と言い、これをさらに細分化すると「棘」と「軟条」の2つに分けられます。まぁ、難しいお話はここではなしにして、ベタの場合は「軟条」です。特に尾鰭の「軟条」が何回分岐しているかはショーベタの世界では結構重要なポイントとなり、例えば1回枝分かれしている場合(丁度Yの字を横にしたみたいな感じです)は2レイ(レイ=ray=鰭条)と言います。同じ様に2回分岐していれば3レイ、3回ならば4レイと言う訳です。

 当然の事ながら、尾鰭の分岐回数が多ければ多いほど、尾鰭全体が大きく扇型に広がりやすくなりますので、ショーベタでは高品質の個体になればなるほどレイ数は多くなります。ちなみに、現在ではほとんどの良個体は4レイと考えて間違いありません。プラカットでさえ、尾開きの十分な個体は3レイになってますし、中には「俺の個体は4レイだっ!」って自慢げに言うバンコクのブリーダもいるくらいです。最も、そいつのプラカットは私にはどう見ても3レイにしか見えないんですけどね(笑)。おそらく近視眼的なレベルで鰭条の最先端部分が分岐しているんでしょう。

 それじゃあ、「ショーベタをベースに作られたショークラウン」なんだから、当然レイ数は多いんだろうねって思うじゃないですか。最低でも3レイは欲しい所です。所が、一概にそうとも言い切れません。例えば今日の画像の個体は2レイしかありません。それでも、尾開きの方は十分満足できるレベルだと思います。どうも、ショークラウンの場合、本来「軟状」の間に存在すべき「鰭膜」が根元部分にしか存在しないもんですから、レイ数なんて関係なく尾鰭は大きく開きやすいみたいです。

 つまり、少なくとも現時点ではショークラウンの定義は、レイ数などによる明確な物ではなく「クラウンテールの中で、尾開きが十分満足できるレベルの個体をショークラウンと呼ぶ」程度の話に過ぎないようです。現に東南アジアでは結構盛んに行われているショークラウンのコンテストでも、入賞個体の中には尾開きの不十分な個体が結構見受けられます。コンテストの主眼が、事クラウンテール部門においては体型ではなくカラーリング重視と言う事のようですね。

 
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