FC2ブログ
bannerbig2.jpg
ホーム > さかなおやじの言いたい放題 > 一応コイツがキングクラウンテールです

一応コイツがキングクラウンテールです

 以前このブログでも取り上げたのですが、最近クラウンテールに新たな系統が定着しつつあります。それが今日紹介するキングクラウンテールと言う奴です。通常のクラウンテールは尾鰭の軟条が糸状に伸長し、その全体像がまるで王冠(CROWN)のように見える事からその長つけられました。キングクラウンは、尾鰭の先端部分が反り返るようなカーブを持つため、上下の軟条の先端部分とそれぞれ交叉するのが特徴です。

 この系統に関しては現在の主流がシンガポールのようで、ベタ王国である筈のタイは一歩出遅れています。もちろん、バンコク周辺のベタブリーダー達もシンガポールから種親を輸入しタイ産キングクラウンの作出に向けて頑張っているようですが、今の所量産できていないみたいです。

 今回の画像の個体は、バンコクの知り合いのブリーダーがシンガポールからキングクラウンを購入するのに便乗し、取り寄せてもらった物です。確かに尾鰭の先端部分が交叉しキングクラウンの特徴は出ていますが、全体的にあまり美しくないですね~。コレで日本円に換算すると諭吉君クラスしちゃうんですから・・・。

 もちろん、一級品になれば美しいシルエットを持っていますが、元々クラウンテールという奴は老成した際に、ヒレ先がバサバサした感じになり寝起きの爆発した頭みたいになるのが欠点です。キングクラウンはその特徴上、この欠点がさらに増長されていると見るべきで、どちらかと言えば若魚時代を観賞する物なのかもしれません。

 いずれにせよ、バンコクのブリーダー達が結構頻繁にシンガポールから種親を輸入しながらも、固定化できないのには何らかの問題があるのでしょう。個人的には、種親のメスにちゃんとした個体を使っていない・・・つまりシンガポール側でメスの放出を抑えているんじゃないかと考えています。その場合でも、所詮は同じベタ・スプレンデンスの改良品種な訳ですから、インブリーディングを注意深く続けていけばそのうち作出出来るんだと思います。

 もっとも、新し物好きで根気のない傾向の強いタイ人ブリーダー達には数世代に渡りインブリーディングするなんていう悠長な作業は苦手でしょうね~。本来こう言った作業は我が国の国民の得意とするところだと思います。誰か日本人が頑張ってくれるのを待ちましょう!・・・えっ?私ですかぁ??ダメダメッ!根気のなさでは決してタイ人に引けを取らない男ですから(笑)。
スポンサーサイト



コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する