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バンコク ショーベタ事情 vol.20

 カラーバリエーションがとにかく豊富で価格も安いタイのショーベタですが、あらゆる面において最高かというとそうとは言い切れない部分もあります。これから数回に分けて、バンコクで生産されるショーベタの問題点に関して思いついたことを挙げていこうと思います。

 まず、バンコクのショーベタで一番多い問題点は背ビレの湾曲でしょう。本来はまっすぐ天に向かって伸長すべき背ビレが写真でも御分かりのように先端がカールしちゃってます。これは、決して稀なケースではなくバンコクで見かけるショーベタの1/3位は程度の差こそあれ背ビレが左右どちらかに折れ曲がっています。まぁ、この画像の個体クラスまで背ビレが巻いちゃうとダメですが、先端部分がほんの少しどちらかに傾いているぐらいの個体の場合、是非の判断は結構微妙です。

 この現象が先天性の欠陥なのかそれとも育成管理途上の後天的なものなのかは諸説あって定まりません。「水深が浅い容器で飼育していると曲がりやすい」とか「元来浮き袋の異常(一種のベリースライダー)で静止中水面に浮きやすい個体がなる」とか色々聞きますが、今の所本当の原因が何なのか私には判りません。ただ、バンコクで仕入れた時点で背ビレの湾曲がない個体が、私の温室で管理中に湾曲したと言うケースには当たった事がないので、ある程度の若魚にまで成長した時点で背ビレが巻いていない個体は、その後も大丈夫なのかもしれません。

 それと、これはヒレの長いタイプに固有なのか、少なくとも私はプラカットやメスベタで背ビレが湾曲した個体を目にした事はありません。脊椎骨グチャグチャの完全な奇形個体は論外としてですけど。

 もちろん、バンコクでもこの点に気が付いた個体は仕入れないよう心がけています。ただ、あの猛暑・多湿の中マラリアを媒介する蚊に付きまとわれながら薄暗いファームで個体を選別していると、結構見落としちゃうんですよね~。市場内のショップはまだしも、ファームでは円筒状のガラス瓶とかで管理しているので、中のベタが細部まで観察できない事も見落とす原因の一つです。飼育水もマジックリーフでまっ茶色の事がありますしね。帰国後自分の温室で飼育容器に移した時点でその事が判明しがっかりする割合も決して少なくはありません。
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[ 2010/03/28 00:00 ] ベタ 今日の逸品 | TB(0) | CM(0)
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