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ホーム > アーカイブ - 2006年06月

バンコクの食べ物vol.08

 さて、今までバンコクの食べ物事情と称して果物や肉類ばかり紹介してきましたが、実はタイ人はどちらかと言えば魚のほうが肉よりも好きなようです。屋台でも、様々な魚やエビなどが調理されているのにお目にかかります。タイ語で魚はプラと言いまして(だからプラカット=咬む魚)、プラチョンでスネークヘッド、プラドゥクでナマズの事を指します。特にこの2種は丸揚げされたり蒸し焼きされたりそれはもう大活躍です。どちらも、厳つい概観からは想像しにくいほど淡白な白身魚で、タイの濃厚な調味料によくマッチします。

 今日のトップ画像は、魚市場(食べる方の)に生きたママ並ぶナマズの一種クララです。ちなみに、この2種が殊更美味しいと言う事だけではなく、調達が楽だからという理由で、それなりに普及してるんだと思います。と言うのも、コイツらの生息地は、屋台のすぐ裏路ドブ川ですから(笑)。下の画像が、クララを扱っていた魚市場のすぐ裏手のドブ川ですが、この川が実は大活躍してます。小船で商品を運ぶ水路としてはもちろんの事、炊事・選択・水浴場そしてオトイレにだってなってます。更に、あなたの運がよければ(笑)お亡くなりになられたワンちゃんやネコちゃんだってプカプカしてるのを見物できるはずです。そんな、素晴しく衛生的なみんなのドブ川(笑)なのに、漁師さんは投網とか打っちゃって、堂々とスネークヘッドやクララを捕獲してます。つまり、魚屋のおやじが店の裏で漁師やって捕獲した魚を母ちゃんが店に並べるって寸法です。
バンコクのドブ川01

 そんな裏事情を見ちゃってると、なかなか屋台でクララやスネークヘッドの唐揚げなんて頼みにくいんです。もっとも、肉料理に使う肉だって見事に変色してどす黒くなってたり、なぜか虹色に光っちゃったりしてるのでどっちもどっちですけどね(笑)。もっとも、かなり強い火力で火を通してますから、食中毒の心配はないんでしょうけど。ちなみに、私がかれこれ40年間生きてきて、その間に様々な肉料理食べましたけど、中でも一番美味しかったのがプーケット島のビーチにあった屋台の串焼きの牛肉でした。これが、焼く前はハエがビッシリたかっていますし、何よりも肉自体がレインボカラーにテカッちゃってると言う普通に考えれば食中毒確実の代物!よく、肉は腐る直前が一番美味い!とか言う人がいますが、正確には腐ってからの肉が一番美味いと思います。この牛の串焼きの魔味に較べれば、バブリーな頃に接待で食べてた100gウン万円の松坂牛の網焼きなんざぁ、まだまだ子どもの食べ物って感じでしたね~♪

ところで今日の、さかなおやじのひとりごと200000HIT&1周年記念企画のプレゼント候補は、バンコクで見つけた得体の知れないグッピーです。尾鰭がスピアテールになってるんですが、何よりも不気味なのがボディの模様です。でも、こんなグッピーを真面目に作るタイ人って素晴しいと思い、ゲットしてきました。でも、こう見えても今まで紹介したショーベタ1ペアより、こちらのグッピーのペアの方が高価なんですよ(笑)

エントリーNo.14
スピアテール グッピー ペア
ピンテールグッピー01
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[ 2006/06/29 00:00 ] その他 | TB(0) | CM(16)

バンコクの食べ物vol.07

 さて、あれの入っている疑いのあるごった煮は、皆さんの興味と想像力をずいぶんと刺激したようですが(笑)、この屋台の素晴しいところはこれに止まりません。バンコクの屋台の常として、料理にかける調味料は数種類の中から好きなものをチョイスできるのです。例えば、刻んだ唐辛子をナンプラーに漬けたもっともポピュラーなものから、インドネシア料理風のピーナッツペースト主体の甘辛いものまで本当に千差万別。毎日、今日はどれにしようかとルンルンしちゃいます(笑)。・・・って普通はね!このタワケたごった煮屋にも、当然各種調味料が小皿の上に並んでました。上の画像がそれです。生命の危険を感じるほど辛い小型の唐辛子が目を引きますね~。でも、チョット待って!一番前の小皿に乗ってるのは一体何??

 正解はタガメです(涙)。東南アジアではメンタ(メンダ)と呼ばれ、なかなかの珍味として珍重されてます。この不謹慎な小皿の存在は大の虫嫌いのさかなおやじにとっては星一徹張りに(笑)屋台ごとひっくり返してしまいたいほどの許しがたい存在です。以前ドリアンの項で登場した、かつて熱帯魚雑誌FMの編集長S氏によれば、なんとも言いがたい香気があって非常に美味しいのだそうです。・・・ってこのうつけ者がぁ~!

 大体、東南アジアや中国の人たちは何であんなに虫が好きなんでしょう?タガメに限らずゲンゴロウやトノサマバッタ、イモムシなど私には到底理解できない世界です(苦笑)。我が国では、お好み焼きとか食べた後に歯に青海苔がついてないかどうかチェックするのが由緒正しき女性陣のエチケットなんでしょうが、東南アジアでは虫の足とか歯間に残ってないかチェックするんでしょうか?もし、私が10代20代の未婚の血気盛んな若造だとしても、デートでよい雰囲気になった時に相手の女性の歯の間にタガメの足とか挟まっていたら、その場でぶちのめしてしまいかねません。(笑)

 なぜ、これほどの虫嫌いになってしまったのかは自分でも少々不思議なんですけどね。虫喰いは言語道断(笑)としても、虫の存在自体がかなり苦手です。子供の頃は将来の夢の中に、昆虫学者って言うの存在したんですけど。以前の職場で、カブトムシの養殖業者を商談で訪問した時に、うちのカブトムシは管理がええから、プリプリしとるでよぉ~とか言って養殖業者のおじさんが、頼みもしないのに私の手のひらに丸々と太ったカブトムシの幼虫を載せてくれた時には、冗談抜きで脂汗が大量に吹き出てました。どうも、心底ダメなようです。特に苦手なのがゴキブリで、コイツの存在を確認した時点で、金縛り状態になります(笑)。道の進行方向にコイツがいたりすると、もうどうやっても道を進む事が出来ず方向転換をするほどです。

 どれほど苦手かを端的に表す事例を一つ・・・。以前、仕事で早朝に第三京浜と言う高速道路を走っていた時の事。早朝と言う事でほとんど車もないハイウェイを、ワーグナーを大音量でかけながらぶっ飛ばしておりました。すると、いきなりバサッと黒いものが私の顔に飛び掛ってくるではありませんか。ウワァッ!ゴキブリだ~!とっさに急ブレーキを踏むさかなおやじ。当然車は何回もスピンしてガードレールに激突しました。しかし、顔面から流れる血よりも車内にまだ潜んでいるゴキブリのほうが怖くてあわてて車を飛び出した事は言うまでもありません。しかも、パトカーが到着するまで怖くて車の中に入れないどころか、警官に車検証の提示を求められても車内に入ることが出来ず、すごく怪しまれてしまいました(苦笑)。でも、結局その黒い影の正体は馬鹿でかいエンマコオロギ(コイツだって大嫌いです)だったんですけど、警官から長年事故の処理してるけど、原因がコオロギって言うのは初めてだと苦笑いされてしまいました

さかなおやじのひとりごと200000HIT&1周年記念プレゼント企画の景品候補は今日からベタを離れて他の魚になります。全国のベタ嫌いの皆様お待たせいたしましたぁ~(笑)。

エントリーNo.13
卵生メダカの卵 5種盛り(笑)
N.ギュンテリー 01N.パームクイスティ 01N.エガーサイ 01
N.フォーシャイ 01N.ラコビー 01

 上記5種のノソブランキウスの休眠卵(各30粒)の中から、お好きなものをチョイスしてください。ちなみに、何種類選んでいただいても結構です。御自分の飼育環境と相談の上「全種類!」って言うのも全然OKですから(笑)

 あっそうそう!写真の左上から順にノソブランキウス・ギュンテリー、N.パームクイスティ、N.エガーサイ、N.フォーシャイ、N.ラコビーとなっております。

[ 2006/06/27 00:00 ] その他 | TB(0) | CM(25)

バンコクの食べ物vol.06

 なんだか昨日のブタのバラ肉料理は結構好評だったみたいですね~♪それじゃぁ、今日はチョットグレードアップしてごった煮を紹介しましょう(笑)。画像を見てお判りのように、まっ茶色の汁が大鍋でグツグツと沸騰しております。鍋の直径は1m近くもあるでしょうか、中には肉やら野菜やら卵やら色んなものがプカプカ浮いてます。実は、このごった煮以前は私の好物でした。以前はって事は・・・そうです(笑)今はあまり食べる事がなくなりました。

 ちょうど吉野家の牛丼をもう少し複雑な味にしたみたいな感じのごった煮は、タイ米の上にぶっ掛けて食べると非常に美味です。好みに応じて、長さ2cm足らずの小さな唐辛子(これが辛いんだ!)をふりかけたりするとこれはもうほっぺたが落ちる美味さでした・・・って何故か過去形(笑)。

 実は、何回か前のバンコク出張の時にいつものようにごった煮を頼んださかなおやじがその複雑な魔味を堪能していると・・・店のおやじが鍋から何かを取り出してポイッと近くの溝に投げ捨てました。何気なくその捨てた物体を見ると、なんだかだしをとった後のガラみたいでした。でも、何故か気になったので理科系出身者の鋭い観察力でそのガラを凝視すると・・・ウゲッ!なんだか動物の手足みたいな感じがします。しかも、皮付き体毛付き!(笑)。どう見てもその手足はブタのものでも牛のものでも、はたまた鶏の足でもない事は確かなようでした。うーん、なんとなくその物体の元となった動物の正体は判った気がするのですが、ここではあえてコメントを控えさしていただきます(笑)。もちろん、おそらくは私の勘違いなんだと思いますよ!きっと・・・でも、それ以来このごった煮が私の口に入ることはなくなりました。

 私のポリシーとして、食事を共にしている方から出されたものはなんとしても食べるって言うのがあります。だって、東南アジアのジャングルやその周辺で出会った人たちは決して裕福ではないはずなのに一生懸命客としてもてなしてくれてるんですから、食べなきゃ失礼でしょ?だから、サル、リス、蛇、犬、猫、ネズミ、オオトカゲなどずいぶん変なもの食べさせられましたね~(笑)。あっ、念のために申し上げておきますが、私虫だけは口にする事ができませんのであらかじめ御了承ください。そんな私ですが、別に好き好んでゲテモノ喰いに走っている訳ではないので、自分でお金を払ってまで、ゲテを食べたいとは思いません。たぶん、くだんのごった煮だっていつもいつもあれをスープのだし取るのに使っているんじゃないと思いますし、何らかの事情でたまたまだと思うんですけどね・・・。

 皆さんも好奇心から場末の屋台であまり正体不明なものを食べるのはよしましょう!(笑)。特に危ないのはチャイナタウンの現地の人しか行かないような裏通りにある屋台でしょう。何しろ、華僑の方々ってほんとに何でも食べちゃいますからね。日本だったら動物愛護団体が大騒ぎしそうなものが彼らの食品市場には生きたままズラッて並んでますからね~。大変デインジャラスです(笑)。

 さて、本日のさかなおやじのひとりごと200000HIT&1周年記念企画の景品候補はこちら!

エントリーNo.11
プラガット ブルー&ホワイトマーブル その1 ペア
PL ブルー&ホワイトマーブル03

 ターコイズブルーとホワイトのマーブルで、頭部はオレンジ色に染まります。バンコクで見かけるマーブルの中ではもっともポピュラーな品種ですが、なかなか美しい個体にはめぐり合う事がありません。今回はペアでのプレゼントになりますので、マーブルにチャレンジしてみたい方にはうってつけかと思われます。


エントリーNo.12
プラカット ブルー&ホワイト マーブル その2 ペア
PL ブルー&ホワイトマーブル02

 こちらはスチールブルーとホワイトのマーブルで比較的珍しいカラーリングだと思います。アクの強いマーブルの中では色調が淡いためか落ち着いた感じがします。マーブル模様、ヒレの広がり、体型などなかなかの良個体かと思われます。
[ 2006/06/24 00:00 ] その他 | TB(0) | CM(21)

バンコクの食べ物vol.05

 さて、あんまりバンコクのフルーツ事情ばかりレポートしているとベジタリアンと思われちゃいそうなのでそろそろメインディッシュにいきましょう(笑)。バンコクの一般家庭ではあまり食事の調理はしないらしいのです。それは、まだまだ電気やガスなどの普及が完全でないからとも屋台で買ったほうが安くて美味しいからだとも言われています。そんな訳で、バンコクの町の至るところに食べ物の屋台が目に付きます。お昼時や会社帰りの時間になると、会社員らしき男性やOL達がみんなで屋台を物色し、その日の食事を買って行きます。
 
 日本人観光客の多くはホテルのレストランやツアーに組み込まれているレストランで食事をする事がほとんどのようで、屋台で食べ物捜してる奴にはめったにお目にかかりません。私以外は・・・(笑)。でも、正直言って屋台で買った食べ物の方がガイドブックに載っているしゃらくさいレストランなんかより美味しかったりするんですよね~♪ちなみに、ホテルのレストラン辺りだと夕食で一人当たり500~1000バーツ(1500~3000円前後)位でかなり豪華なものが食べられますから、決して高いとは思いませんけどね。でも、屋台ならたらふく食べてもせいぜい100バーツ(300円強)で十分です!

 例えば、画像に写っているのはブタのバラ肉を味付けして、油でからっと揚げたもの。これを賽の目に切ってもらって、タイ米の上に載せていただきます。味付けは、生命の危険を感じるほど唐辛子が入っているものや甘酸っぱいものまで数種類の中から好みでチョイスできます。ちなみに、画像の奴はご飯と炒めた空芯菜(これがまた美味いんだ)が付いて100円位でした。もちろん私はこれに冷たく冷えたビールをつけていただきましたぁ~♪非常に美味しゅうございましたが、唯一の難点は屋外なので冷房が効いてないこと(苦笑)。もっとも、もし皆さんとご一緒する機会がありましたら、リクエストがない限りちゃんとした(笑)レストランにお連れしますのでご心配なく。神経質な人ならば屋台の料理は食べられないでしょうし、万が一根性出して食べてみても、その日の夜からお腹が・・・(笑)。ちなみに、私は東南アジアの様々な場所をさまよい歩きその地その地で市場の屋台を満喫しておりますが一度もお腹にダメージを受けた事がないと言う特異体質なので・・・

 それでは恒例のさかなおやじのひとりごと20000HIT&1周年記念企画のプレゼント候補の紹介を(いったいいつまで続くんだぁ~?)。

エントリーNo.09
プラカット ブラックドラゴン ペア
PL ブラックドラゴン01

 ショーベタにもありましたが、こちらはより精悍なイメージの強いプラガットのブラックドラゴンです。やはりドラゴン系はショーベタにするよりプラガットにした方が似合ってる気がしますね~。メスも結構よいものが入手できました。


エントリーNo.10
プラカット レッドドラゴン ペア
PL レッドドラゴン01

 個人的にはドラゴン系の中で一番お気に入りのレッドドラゴンです。今回も色んなベタを買ってきましたが帰国後チェックしてみるとレッドドラゴンばかりかなり購入してました(笑)。自分で飼育して繁殖させるだけなら1ペアいればいいのに、まったく・・・ちなみに、以前購入したレッドドラゴンはメスが当てメスだった様で、子供たちには美しいレッドドラゴンは出ませんでした。あの頃は、レッドドラゴンが市場に出たてだったのでドラゴンの特徴をほとんど持たないメスをレッドドラゴンのメスだといわれて掴まされてましたから(笑)
[ 2006/06/23 00:00 ] その他 | TB(0) | CM(12)

バンコクの食べ物vol.04

 さて、昨日のブログで無類のフルーツ好きである事を自ら告白した?さかなおやじですが、一体一時にどれくらいフルーツを食べるのでしょうか?上の画像は、バンコク入りした翌日のお夜食として私が食したフルーツです。ちなみに、ランブータン1kg、ライチ1kgそしてザボン1パックが写っています。ただし、これ以外にスナックパインを丸々2個分追加して食べた事を白状しなくてはなるまいて(笑)。確かに普通に考えれば異常な量に見えるかもしれませんが、すこしまってください!何しろバンコクは40度近い高温と非常に高い湿度の街です。日中、少しでも体を動かすと全身から汗が滝のように流れ出てきます。しかも、湿度が高いためか汗はいつまでたっても止まる所を知りません。日本なら、体の水分が不足してくればどんなに熱くても汗が止まるのですが、ここバンコクでは脱水症状を起こしても汗は出続ける気がします。

 そんな国で、大量の水分を補給するのは当たり前の事なんです!(笑)。皆さんだって、夏の暑い日にビールの1リットルや2リットル楽勝でしょ?決してさかなおやじが異常体質じゃないって事をよーく理解してくださいね~♪・・・でも、そんなに暑くない日本でもスイカを一人で丸ごと一個食べるとか、イチゴ狩りに行くと煩悩の数(つまり108個)だけ必ず食べるとか・・・結局異常体質なのかも(苦笑)。ちなみにこの体質は我が子供達にも受け継がれているらしく、知人の間では「イチゴ狩りで楽々元を取れる唯一の家族」(笑)と言われているとか。

 ところで、今回のフルーツ3種盛りの右端に遠慮がちに写っているのがザボンです。つまり、日本で言う文旦とか水晶柑の類ですね。味の方はグレープフルーツにスウィーティってあるじゃないですか?(知らないって)それにかなり近い味で非常に美味です。一般的には、画像のように皮を剥いた形で売られていますから食べるのもすごく楽です。今回の旅行で気が付いたのですが、もしかしてバンコクで食べられるフルーツの中でこのザボンが一番好きなのかも?少量を食べるのであれば、マンゴスチン辺りも美味なのですがザボンはあっさりした味のためいくらでも(笑)食べる事が出来るのです。つまり飽きが来ない味って事なんでしょうかね~♪

 それでは恒例になりつつある、さかなおやじのひとりごと200000HIT達成&1周年記念プレゼント企画の本日の景品候補はぁ~?

エントリーNo.07
プラカット スチール&レッド マルチ ペア
PL スチール&レッドマルチ01

 スチールブルーのボディとヒレ先に散在するレッドが渋いながらも魅力的なプラカットです。ショーベタやクラウンテールの長いヒレはどうも好きになれないという方は、今日から始まるプラカットのペアを狙ってみてください。


エントリーNo.08
プラカット レッドフィン・シルバードラゴン ペア
PL レッドフィンドラゴン01

 ボディがベカベカに光るいわゆるドラゴン系のプラカットですが、ボディをシルバーにそして各ヒレを真っ赤に染めようと意図して改良されている事は明らかです。まだ、ヒレの赤味などは完成とは言い難いですが、とにかく精悍なイメージのするプラガットだと思います。
[ 2006/06/22 00:00 ] その他 | TB(0) | CM(8)

バンコクの食べ物vol.03

 さて今日紹介するのは、名前だけは超有名な?フルーツの王様ドリアンです。人間の頭くらいもあるイガイガだらけの外見にまず驚かされます。このトゲはずいぶんと硬いので触ると結構痛いです。実際に、樹上から落ちてきたドリアンが頭を直撃して死亡した人がいると言われますが、これならば納得。さらに、このドリアンが有名なのはその芳香です。人によってはウンチの匂いがすると言いますが、そりゃ言いすぎでしょう(笑)。その複雑な匂いを言葉で表すのはすごくむずかしのですが、ドブの腐った泥と人間の吐瀉物(失礼)と玉ねぎとニンニクのみじん切りをよく混ぜ合わせて程よく熟成させ(苦笑)仕上げにものすごく甘いフルーティな香水を振り掛けたみたいな匂いです!・・・ってこれじゃ読んでる人は余計イメージ湧かなくなっちゃうか(笑)。

 実際、そこそこ以上のレベルのホテルではドリアンの持ち込みは禁止になってます。でも、そこまでの悪臭?でありながら果物の王様と言われるのはその魔味にあるらしいです。・・・らしいですと書いたのは、個人的にはドリアンの味が好きではないためです(笑)。えっ?味ですか??うーんと、カスタードクリームとアボガドを混ぜて更にねっとりと濃厚に仕上げた感じです。

 今まで、心の底からドリアンが好きですっ!て言い切れた日本人には1人しかお目にかかったことがありません。その方は、かつて熱帯魚雑誌FMの名物編集長であったS氏です。かつて、先ごろなくなった筒井氏などとFM誌の黄金時代を築いたメンバーの一人で、その温厚で明朗な人柄はまさに特筆物でした。私も若い頃から本当にお世話になった方ではありますが、事その臭覚に関しては大いに疑問譜を付けさせていただきたいと思います(笑)。と言うのも、S氏はやたらとオーデコロンを多用する事でも有名で、インターズーの会場でも外国人の間で話題になるほどです。

 一度などは、インターズー視察のため数人でドイツのフランクフルト空港に降り立った時の事。友人の一人が、近くにS氏がいるっ!と断言しました。周りの人間は、そんな馬鹿なぁ~!と笑い飛ばしましたが、なんと近くのコーヒーショップから姿を現したのは噂のS氏でした(笑)。友人に言わせると、生命の危険を感じるほど大量のオーデコロンの匂いがしたそうです。こんな話を聞いても、皆さんはまたまた大げさなぁ~♪と笑い飛ばしてしまうのでしょうが、これは業界内でも結構知られた話ですよ。私の推測によると、S氏は毎日1瓶のオーデコロンを全真に振り掛けているものと思われます。ちなみに、その時のS氏の服装は迷彩柄のサファリジャケットに同模様の短パン、そして何故か藤色の蝶ネクタイ(紫じゃないですよ、藤色です!)に真っ赤なエナメル靴と言ういでたちで、S氏がこちらに気が付いて「あっ、さかなおやじさん!こんなところで会うなんて奇遇だね~♪」と接近してきた時は、思わず他人のふりをしてしまいました(笑)

 そんなS氏が「いやぁ~、ドリアンって実にフルーティな香りがするね~♪」とか言っても全然説得力がないと思います!まぁ、百聞は一見にしかずと申しますから、熱帯地方を旅された折には、ぜひともこのドリアンの魔味を一度はご賞味ください!今度のバンコクツアーでも、参加者全員にさかなおやじからもれなくプレゼントさせていただきますから。ただし、食後は皆さんとは別行動とさせていただきますからね(笑)

 それでは本日のさかなおやじのひとりごと200000HIT&一周年記念プレゼント企画の景品候補をご紹介~♪

エントリーNo.05
ショーベタ ラベンダーバタフライ ペア
SH ラベンダーバタフライ01

 昨日紹介したラベンダーバタフライに較べてボディがよりブルーになった個体です。ヒレの広がりなどは昨日のものの方が上ですが、カラーリングはこちらの方がきれいかも。

エントリーNo.06
ショーベタ ブラック&ブルー バイカラー ペア
SH ブラック&ブルー マルチ

 漆黒のボディとヒレの軟条付近のメタリックブルーのカラーバランスが絶妙なショーベタです。ヒレの広がりも申し分ないのですが・・・大変申し訳ない事に、撮影しようと水槽を移動中に腹ビレが裂けてしまいましたぁ~(涙)まだ若い個体なので修復するとは思いますが、観賞価値はダウンしてしまった事は否めません。クオリティは高い方なので、どちらかと言えば繁殖を狙う方向けかも。
[ 2006/06/21 00:00 ] その他 | TB(0) | CM(20)

バンコクの食べ物vol.02

 今日紹介する2種類のフルーツは、トロピカルフルーツとしては結構有名かも。赤い方がライチでベージュの方がロンガン(龍眼)。どっちも、チョット高級っぽい中華料理屋とか入るとデザートで出てくる事があります。どちらも、外側の皮を剥くとランブータン同様透明感のある白い果肉が出てきます。ただ我が国で見かけるものは、ライチのほうは表皮が褐色でロンガンにいたっては缶詰だったりします。どちらも保存の利かないフルーツなのでいたしかたないのでしょうが、変わってしまうのは外見だけでなく残念ながらお味の方も・・・

 我が国で食べる表皮が褐色のライチは、なんだか少し干し柿みたいな味が混じる事も・・・これはすでに果肉がやや醗酵している為で、表皮が真っ赤に染まった新鮮なライチは実にフルーティです。中国美人の楊貴妃がこれを好んだといわれていますが、さすがに王妃のデザートって味です。ロンガンの方は中国名が龍眼と言いデザートとしてだけではなく漢方薬としても利用されているようです。気になるお味の方はライチに非常によく似ています。個人の好みだと思いますが、私はライチのほうが好きですね。昨日紹介したランブータンを含め、この3種のフルーツは食べ方や味が似ていますが、さかなおやじ的ランキングを発表すると、1位:ライチ、2位:ランブータン、3位:ロンガンかな?

 3種とも価格的には似たようなもんで、1kgあたり市場で購入すれば70円前後、観光地では少し割高ですがそれでも200円で購入できるでしょう。ちなみに、旅の始めにこれらを買い込んでホテルの冷蔵庫に入れて冷やしておいて、毎晩貪り食うのがさかなおやじの定番となっております。実の所、私無類の果物好きでして(笑)、今回のバンコク旅行の初日に深夜にもかかわらず街をうろついて購入したフルーツは、ライチ2kg、ランブータン1kg、皮剥きスナックパイン2kg、ザボン2kg、マンダリンオレンジ1kg、マンゴスチン2kg(笑)。でも、僅か2日の滞在ですべて食べきりましたぁ~♪

 しかも、ホテルのベッドメイク係りのお姉さんにチップを弾んで、これらのフルーツを収容するため冷蔵庫から外に出した有料のビールやジュースをどこか他のところに保管してもらう念の入れよう!(笑)。チップを受け取り指示を受けたベッドメイク係りはすかさず同僚3人くらいを走って呼びに行き、いつまでもフルーツだらけの冷蔵庫を見てはクスクス笑ってました(笑)。

 それでは、今日も昨日に引き続いてさかなおやじのひとりごと200000HIT達成&一周年記念プレゼント企画の景品候補の紹介を・・・

エントリーNo.03
ショーベタ ラベンダー バタフライ ペア
SH ラベンダーバタフライ02

最近では日本でもすっかりポピュラーになってきたラベンダーバタフライのペアです。個人的にはボディはもう少し鮮やかなピンクの方が好みなんですが、ヒレの広がりなどはなかなかよろしいんじゃないでしょうか。


エントリーNo.04
ショーベタ ブラックドラゴン バタフライ ペア
SH ブラックドラゴンバタフライ01

 鱗にベカベカに光るシルバーが載るドラゴンをブラックのショーベタに掛け合わせて作られた品種です。ブラックドラゴンと言う呼称そのままに精悍なイメージのする魚ですね。品種としては結構好みなんですが、最近バンコクでは何でもかんでもドラゴンを掛けちゃうんで全身漆黒のソリッドブラックはほんとに少なくなってきたのがすごく心配です。画像のオスはまだ若魚なのでヒレの伸びはまだまだですが、広がりなどは結構いいと思います。

[ 2006/06/20 00:00 ] その他 | TB(0) | CM(10)

バンコクの食べ物vol.01

 さて、今日からしばらくの間はバンコクで見つけた素敵な食べ物を紹介していきましょう。と言ってもトム・ヤム・クンとかそんなポピュラーなもんは登場しません(笑)。何しろ、全日本イカモノ喰い王のさかなおやじですから・・・

 今日の逸品はこれ!一体なんだか判ります??毒々しい真っ赤な卵形の物体にモジャモジャと毛が生えています。正解はランブータンというフルーツです!最近では冷凍されたものが我が国の高級フルーツ店やレストランでも見かけるようになったので御存知の方もいらっしゃるかも。でも、冷凍のランブータンを食べてランブータンを理解しようとしちゃあいけません。木で熟したランブータンは、それはそれは美味なフルーツなのです。一般的には外見は真っ赤ですが、中には黄白色の奴もあります。もっとも、こちらはバンコクよりもマレーシアとかでよく見かけますね。

 食べ方は、外側のチョット不気味な皮を剥くと中から透き通るような白色の中身が出てきますから、それをいただきます。味ですか?うーんと、ライチって知ってます??それを少しフルーティじゃなくしたみたいな味です(笑)。こればっかりは説明するよりも食べるに限ります。今度、ブログ仲間でバンコクツアー企画しますから、魚好きだけじゃなくフルーツ好きも甘栗フリークもみんなで行きましょう!
SH オレンジ&ブルーマルチ01

 ところで出張行く前に、さかなおやじのひとりごと200000HIT達成&1周年記念企画として、プレゼントやるって言ってたのでバンコクで色々と物色してきました。でも、キリ番みたいな形で当選者を選ぼうと思ってたのに、帰国したらアクセスカウンターがぶっ壊れてしまったようで、今までの総アクセス数は2000前後になってました(苦笑)。きっと、しばらくすれば楽天さんが直してくださると期待して?先にプレゼントの候補となる景品を1日いくつかずつ紹介して行きますね。抽選方法やその他は、楽天さんの対応がひと段落してからという事で・・・

エントリーNo.01

ショーベタ オレンジ&ブルー マルチ のペア 今回、バンコクで見たショーベタの中で個人的には一番インパクトありました。尾開きも中々だと思います。我が国では比較的評価の低いマルチカラーですが、やっぱりキレイなものはきれいだと素直に思います。今回は、メスも探してきましたのでペアでエントリーとなります。

SH レッドドラゴン01

エントリーNo.02

ショーベタ レッドドラゴン のペア
 昨年バンコクで見かけたレッドドラゴンのショーベタバージョンが早くも登場です。まぁ、プラガットにいればショーベタやクラウンテールに作りかえるのは時間の問題だったでしょうから当然と言えば当然のデビューです。まだ、ショーベタとして作出されて代が浅いのでヒレの広がりなどは完璧とは言えませんが、まだまだ我が国で所有している人は少ないはず!新し物好きならばぜひともお勧めです。
 
[ 2006/06/19 00:00 ] その他 | TB(0) | CM(15)

無事帰国いたしましたっ!

 皆さん御無沙汰しておりましたっ!本日、無事出張より帰国いたしました。今回は、足の甲を骨折する事もなく独立後初めての海外出張ながら無事スケジュールをこなす事が出来ました。ただ、残念と言えばドイツでクロアチア戦の応援できなかった事くらいです。試合自体は、昨日バンコクの空港でフライト待ちの間に見ましたが・・・あえてコメントは控えさしていただきます(黙祷)。

 ドイツ滞在に関しては、今後のビジネスとも大きく関係してしまうのであまりレポートできないので(笑)、なかった事にしてください。と言うか、冗談抜きでプライベートな時間は1時間もないほどのハードスケジュール!まさに仕事!仕事!仕事ぉ~!!って感じでした。おかげで、ボンの町で荒れ狂う日本人に出会う事もありませんでした(笑)。

 という事で、いきなり恒例のバンコクレポートから話はスタートします(笑)。初日の今日はさかなおやじ行きつけの?名店の近況報告から・・・。まずは、全日本甘栗評議会理事長の私が太鼓判を押す美味さのバンコク焼き栗から今回も以前とほぼ同じ場所できちんと営業してました。しかも、栗は前回よりも更に丸々と太っていて更にパワーアップ!しかし、どこからこれだけ素晴しい栗を仕入れて来るんでしょう?秋のシーズンになると岡山の知人にわざわざ送ってもらう丹波の利平栗に勝るとも劣らない高品質の栗がタイ国内で収穫できるんでしょうかね?店のオバチャンに聞いて見たいのですが、あいにくまったく話が通じません(涙)。

バンコク スマイル肉まん屋

 続いてスマイル肉まん!(笑)。前回、数あるバリエーションの中から3種類をピックアップして試食した結果、全日本イカモノ喰い王のさかなおやじ(笑)の評価は★★(もう結構です)だったので、あまり期待してませんでした。そして、前回店を開いていた場所に行くと・・・やっぱり店はありませんでした。まぁ、あの味じゃ仕方ないか~。そう考えると一度でも試しておいて正解だったな!と一人合点していたのですが・・・なんと!別の場所で店開きしてました~♪しかも、前回よりも目抜き通りに近い場所に進出してました。もしかして、バンコク市民の間では結構評価高いのかぁ~?と考え、前回とは違う緑色のスマイル君にチャレンジしてみました・・・結果は・・・なんと、中身はミント味??金返せぇ~!(笑)。ちなみに、スマイル肉まんなどという安直なネーミングじゃなくて正式名はハッピーバンだそうです。

バンコク 飴細工屋

 そして、さかなおやじがもっとも愛するバンコク馴染みの店(笑)と言えば、やはり飴細工屋しかないでしょ~ずいぶん暗いとこにいたので写真がピンボケですが、飴屋の親父は元気そうでしたよ。しかも、彼が作る作品には大きな変化が見られるではありませんか!どういった心境の変化なのか、はたまた彼のアーティストとしての器がまた一つ階段を昇ったとでも言うのでしょうか?前回はサソリとかカマキリとか、彼の暗い情念がそのまま作品になっているようなゲテモノばかり作っていたのですが、なんと彼の作品はずいぶんと明るい作風になってました。

 でも、それが一体何なのかまではなかなか判らなかったので、前回同様無言で彼のまん前に突っ立ってじっと作品鑑賞してみました(笑)。そのうち見えてきました!彼はなんと飴細工でドラエモンを作ってました!・・・と言ってもアンパンマンと言われればうなずいてしまう出来栄えですが(笑)。たまたま、その飴細工を購入した小さな女の子(もちろんタイ人)がドラエモン!ってお母さんらしき人に話しかけてましたから判っただけなんですけどね。ちなみに、タイでは日本のアニメが大人気らしく、名探偵コナンやクレヨンしんちゃんは特に人気があるようでした。・・・ちなみに名探偵コナンってどんな番組??

 一度判ってしまうと、次々に彼の芸術作品のコンセプト(笑)が見えてきます。えーっと、これはウルトラマンでこっちは仮面ライダーだね!でも、どれも我家の子供が幼稚園の頃に小麦粘土で作っていたのとあまり変わらないレベルです。それでも、無愛想な彼が少しでも子供に受けようと努力している事がこちらにもひしひしと伝わってきて、思わず胸が熱くなりました(笑)。ただ、そんな彼に一つ二つ忠告が・・・・まず、客商売なんだからもう少し愛想良くしろっ!言葉の通じない不気味な外国人に対してならまだしも(笑)、飴細工を購入してくれる子供達に対してもニコリともしないのはどうかって思うぞ!それともう一つ、前回も書いたが飴細工に熱中すると指先をペロペロしたり、盛んに鼻の頭をいじるのはヤメレ(笑)。

 ところで、帰国してブログを開いてみるとなんとアクセス数が変です!15日以降のアクセス記録が見当たらない上に、総アクセス数が2000前後になってます。このブログをはじめてからかれこれ400日が過ぎようとしているので一日の平均アクセス数が5になってました!(笑)。別にアクセス数なんて気にしてないのでどうでもいいですが、これじゃキリ番とか出来ないじゃん!
[ 2006/06/19 00:00 ] その他 | TB(0) | CM(20)

それでは行って参りま~す♪

 さて、いよいよ明日からドイツ出張に出発です。なんだか昨日の日本-オーストラリア戦があんまりだったので、別にワールドカップ観戦に行くわけではないにもかかわらず妙に気が重くなってます(苦笑)。しかも、こんな時に何を好き好んでボンに行かなきゃならんのでしょう!街には不平不満たらたらの日本人が溢れ返っているでしょうに・・・。

 まぁ、仕事なんですからしょうがないですよね。前回のように怪我などしないように気をつけて行って来ます。しばらくの間ブログ更新やコメントに対するお返事が出来なくなりますが夜逃げした訳ではないので御安心ください(笑)。そして、きっと私同様に暗い気持ちになっている皆さんのために、我が身を犠牲にして何か面白いネタを捜してきますからね(笑)。

 ちなみに、今日の画像は明日から出張だって言うのに繁殖行動を始めちゃった、間の悪いラスボラ・ヘテロモルファ(正確にはトリゴノスティグマ属)のペアです。しばらく前に産卵水槽セットしてあったのですが、ここのところのハードな仕事ですっかり忘れてました。まぁ、どこの世界にも場の雰囲気を読めない奴っているもんですから・・・(笑)。さすがに、出張から帰って来たときには卵も稚魚も跡形もないと思います。
[ 2006/06/13 00:00 ] その他 | TB(0) | CM(14)

ベクフォルディ・ペンシル ペンシルフィッシュの仲間vol.06

学名:Nannostomus beckfordi Gunther,1872
通称:ベクフォルディ・ペンシル
分布:アマゾン河南岸、ネグロ川
体長:4cm
飼育:★★(普通)
繁殖:★★(普通


 今日はベックフォルディ・ペンシルの紹介です。このペンシルは、数あるペンシルの中でも最もアクアホビーで普及していると言える種ですが、その一番の理由はなんと言っても繁殖が簡単な事にあると言えます。スリーラインペンシルなどは繁殖が難しいため、未だにほぼ100%が原産地の南米から送られてきますが、このベクフォルディPに関しては、ほぼ100%が東南アジアのブリードものです。

 ショップなどで見かけると、ベージュのボディに一本のブラックラインが走るだけの地味なペンシルに見えますが、発情して婚姻色を出したオスの個体はなかなかどうして侮れない美麗魚になります。飼育は非常に簡単で、水質・エサともに特に気を使う必要はないでしょう。性質も温和なので、アークレッドPのようにあまりの攻撃性に観賞していてイライラさせられる事もありません(苦笑)。

 一部の書籍などでこのペンシルはヒゲ状のコケを食べてくれると言う記述を見かけるため、コケ対策魚としても知られているベクフォルディですが、あまり過度な期待をするのはこの魚に酷というものでしょう(笑)。能力的には、まぁ気休め程度の認識に留めておいた方が無難かと・・・。コケ取り能力ならばヤマトヌマエビのほうがはるかに優秀です。
N.ベクフォルディ メス

 前述のように繁殖も簡単で、トップの画像のように婚姻色を出したオスと、すぐ上の画像のようにいつまでたっても地味な(笑)メスをウィローモスや毛糸で茂みを作った繁殖用水槽に入れておけばかなりの確率で繁殖させることが出来ます。稚魚ははじめは孵化したてのブラインシュリンプを食べる事が出来ませんが、一度に産み付けられる卵の数が100未満と少ない事から水槽内に自然発生したプランクトンでこの時期を乗り切る事ができます。稚魚は丈夫で育成も楽です。アークレッドPやエスペイなどの繁殖難ペンシルにチャレンジしたい人は、まずこのベクフォルディでペンシルフィッシュの基本的な繁殖方法を練習しておいた方がいいかも。

 ところで明後日からは恒例の?(苦笑)、ドイツ~バンコク出張がスタートします。したがって、またまた1週間ほどはブログの更新が止まると思われますが、決して過労で倒れたり行方不明になる訳ではありませんのであしからず・・・。それと、今回バンコクで「さかなおやじのひとりごと1周年&20万Hit記念」として日頃お世話になっている皆様へのささやかなプレゼントを捜してこようと思ってます。ショーベタやプラガット、卵目の卵、シオマネキなど今までに紹介したウィークエンドマーケットの品々の中で御希望の品がおありの方は、お早めにお知らせください!何しろ、明後日には日本にいませんので(笑)。ちなみに、スマイル肉まんやバンコク版甘栗、正体不明の飴細工など食品関係は衛生面から言ってものすごくお勧めできません(笑)。

 プレゼントの申し込み方法などは現時点では何も考えてませんが、5名様前後の当選者を考えてます。当選する前に、希望の商品をと言うのもかなり変な話ですが旅行の日程と現地でのハードなスケジュールを御理解いただければ幸いでございます~♪
[ 2006/06/12 00:00 ] 熱帯魚 | TB(0) | CM(20)

さかなおやじのメダカ飼育教室~♪

 今日は朝から、息子の通う小学校の子供会の依頼で「さかなおやじのメダカ飼育教室」を開催してきました。昨日というか朝4:00過ぎまで仕事してたんですけど6時には準備を始めました。持って行くメダカ達をパッキングしたり、パネルで解説に使う資料を作成したりと結局一睡も出来ずに会場に(笑)かなり意識朦朧としてましたが、会場に集まった子供達のキラキラ輝く目を見てたら眠気やだるさなんてどっかに吹っ飛んじゃいますね。

 飼育容器は、いつも懇意にしていただいている水作株式会社(www.suisaku.com)さんのご好意により、なんと水中モーター付きの前面曲げ加工の樹脂水槽飼育フルセットを御提供いただきました。そして、メダカはこちらも日頃何かとお世話になっているセルバス(www.selvas.jp)さんから。ヒメダカはもちろんクロメダカ、シロメダカ中には光メダカも・・・。飼育教室は9:30開始で11:30迄、メダカと言う魚の説明から飼育・繁殖そして蛍光メダカの作り方まで説明してきました。みんな、一生懸命話を聞いてくれたし説明後も積極的に質問してくれたのですごく嬉しかったですね~♪

 日頃、子供達の生き物や自然離れが世間では言われてますが今時の子供たちも実はみんな生き物大好きなんだな~とあらためて実感できた有意義な2時間でした。そして、面白かったのがメダカの絵をみんなに書いてもらった事です。一応、実際にメダカを渡す前とメダカ配布後の2枚の絵を描いてもらったのですが、これがすごいの何のって(笑)。さすがに、シャケの切り身みたいのを書く子はいませんでしたが、ヒレが尾ビレだけっていう子はかなりいましたね。つくづく、アクアホビー普及率の低さを痛感してしまいました。でも、2時間の説明後にはみんなとっても上手にメダカを書いてくれました。

 それにしても、さかなおやじの厳つい外見からは想像しにくいとは思いますが自分でも本当に子供好きなんだな~と思います。最近ではうっかりよそ様の子供に話しかけようもんなら不審者扱いされてしまいますが(苦笑)、自分の子だけでなく子供はみんな可愛いですね~♪・・・ただ、はっきり言って滅茶苦茶眠い状況になってます(笑)。でも、今日中にパワーポイントで仕上げなきゃいけないプレゼン用の資料があるので、睡眠はしばらくお預けです(涙)
[ 2006/06/10 00:00 ] 熱帯魚 | TB(0) | CM(27)

アンタ誰? ペンシルフィッシュの仲間vol.05

学名:Nannostomus limatus Weitzman,1978 ?
通称:??
分布:??
体長:4cm
飼育:★★(普通)
繁殖:??(未経験のため不明


 今日のペンシルははっきり言って種類が判りません(苦笑)。一見すると前回登場のスリーラインペンシルに非常によく似ていますが、レッドスポットの入り具合やこげ茶色のストライプなど実物を見ると両者はかなり雰囲気の違う魚である事が出来ます。スリーラインの時に書きましたが、このタイプのペンシルは本当に色々なカラーバリエーションが見られます。中でも、今回の画像の魚はペンシル歴(どんな歴史だぁ??)20年以上のさかなおやじも、初めて見ました。あくまでも個人的な見解ですが、Nannostomus limatusと言う種類ではないかと睨んでいます。

 ショップで見かけた時には、すでによれよれの状態で水槽内の1/3位の個体はすでにお亡くなりになっていました。しかも、残りの個体の大部分もマウスファンガス(要するに口先が腐る病気)で助かる見込みはほぼ0%!(苦笑)。それでも、購入してしまうのがペンシルコレクターの悲しい性と言うものです。ショップ再度の制止を振り切って10尾ゲットしました。この程度のことで購入をあきらめるようでは、真のペンシルコレクターとは言えません!
「ってやんでい!こちとらペンシル歴ウン十年のベテランだぜっ!!その辺の、ペラペラした奴らと一緒にするんじゃねぇーや」という事で、我家に持ち帰り柄にもなく慎重に水合せをして、ピートを使って弱酸性の軟水に調整してあるトリートメントタンクに彼らを放しました。
ナノストマス・リマタス01

 とーぜん、彼らは無事調子を取り戻しました・・・と言いたい所ですが翌日の朝には6尾、翌々日には2尾とあえなく昇天(苦笑)。結局2尾が残るだけとなってしまいましたぁ~(涙)。
「ちくしょー、考えられる限り最高の環境用意したっていうのに、なんて事だぃ!それもこれも、こいつらに根性がないからだぁ~!」それでも、久々に未知のペンシルゲットしたことで一人で悦に入るさかなおやじなのでした。

 そうそう、昨日はkenkouさん主催のオフ会が東京の渋谷で開かれまして、私もしっかりと参加してまいりましたぁ~♪ここの所殺人的なスケジュールで半死半生の状態でしたが、オフ会はすごく楽しくてリフレッシュできました。正直言って、人付き合いが得意な方ではないためそのような集まりには参加しない人間なのですが、今回は意を決して?(笑)行ってよかったですよぉ~♪また、誘ってくださいね~。
[ 2006/06/08 00:00 ] 熱帯魚 | TB(0) | CM(12)

スリーラインペンシル ペンシルフィッシュの仲間vol.04

学名:Nannostomus trifasciatus Steindachner,1876
通称:スリーラインペンシル、トリファペンシル
分布:ブラジル、ボリビア、ペルー、ギアナ
体長:4cm
飼育:★★(普通)
繁殖:★★★★(難しい


 今日紹介するのはスリーラインペンシルです。名前の通り、明るいベージュのボディに3本のブラックストライプが走る非常に美しいペンシルです。コンスタントに輸入されてくるので、ポピュラーで入手も簡単なはず。水質にはあまりうるさくないので、飼育は容易です。ただ、汚れた飼育水で飼育していると、かなりの確率でマツカサ病になるような気がします。餌は人工餌で問題なし。

 キレイで丈夫とくれば、これはもう問題なし!と言いたいところですが、性格が少々きつめなのが玉に瑕(苦笑)。他種にはあまり攻撃を仕掛けないのですが、同種間ではかなり激しく闘争をします。もっとも、ベタなどのようにそれが殺し合いにまで発展する事はありませんが、弱い個体は物陰に潜むようになり前面に出てこれなくなる可能性もあります。

 現地での生息域がかなり広域にわたる事から想像できるように、ドワーフペンシル以上にカラーバリエーションが認められるのもスリーラインPの魅力の一つでしょう。今回紹介した個体はもっともノーマルなものですが、ボディのストライプの幅が異なったり、各ヒレのレッドスポットが消失していたりとコレクターにはたまらない魚と言えるでしょう(笑)。中でもベレン産と言われるタイプは、体側部中央を赤いラインが一本走り非常に美しいため人気があります。皆さんもショップでスリーラインPを見かけたら、じっくりと観察して見ましょう!

 また、少数ながらバクテリアの寄生によりボディが金色に輝くゴールデンタイプも輸入されてきます。もっとも、ゴールデンテトラのようにベカベカに光り輝く個体は少なく、あまりキレイではないものがほとんどです。
トリファペンシル01

 ところで、この魚の学名のトリファスキアタス(trifasciatus)ですが、これは「tri=3」と「fasciatus=ストライプ」で構成されています。つまり「3本線のある」と言う学名なのです。また、「uni=1」「bi=2」「multi=複数の」と言う意味なので、これさえ憶えてしまえば次のような学名の魚は、模様が想像出来ちゃいます(笑)
・「unifasciatus=1本線の
・「bifasciatus=2本線の
・「multifasciatus=複数のストライプのある

 それと、以前ボララス・マキュラータで出てきた「maculata=スポット」を組み合わせれば、
・「unimaculata=1スポット
・「bimaculata=2スポット
・「trimaculata=3スポット
と言う学名もバッチリ対応できますね。・・・って、研究者でもない人間がこんな事覚えてどうするっ!(笑)。
[ 2006/06/04 00:00 ] 熱帯魚 | TB(0) | CM(14)

さかなおやじ フリーガン疑惑浮上??

 さて、本人も気が付かないうちになんとこのブログも20万ヒットを達成いたしました!本人もビックリです。今回は特にキリ番プレゼントとか企画しなかった(忙しくて出来なかった?)のですが、やっぱりキリ番はゲストさんでした。でも、土曜日だってのに仕事!・・・から帰宅してPCアップしてブログ見たら200001番じゃないのっ!危うく、自分でキリ番踏むとこでした(笑)。

 ところで、私今月の14日から再びドイツに出張です。もちろん、ちゃんとした仕事なんですが何しろ場所が悪い!周りの人間からは「絶対ワールドカップに合わせてドイツに行くんだ!」と言われています。絶対そんな事はないのですが、説明すればするほど相手はより一層疑惑を深めていくようです(笑)。と言うのも、今回行くのはドイツのなかでもボンなのです。・・・そう!わが日本代表の滞在地ですから、これはもう疑われても仕方のない状況かと・・・(苦笑)

 私の血気盛んな若かりし頃を周知の知人たちは、18日のクロアチア戦のために現地入りすると思い込んでいます。そして、そこでクロアチアのフリーガン達とバトルするんだと(笑)。もちろんそんな愚かしい事はしませんよ~。それに18日は、すでにドイツを後にして次の目的地に移動を済ませているはずです。問題なのが、その次の目的地です。予定では、カリマンタン島(ボルネオ島のインドネシア領)に行く筈だったのですが、先日の地震による被害が予想以上に深刻なようなので、インドネシア方々の心情を思えば変な外人がその辺の川で魚掬ってるのもどうかと思い今回は見送りました。

 ・・・となると、どこに行こうか??って事になりますが何しろじっくり計画を練る時間がありません。そうなると、私の行く先は一つ?(笑)。そうそう、つまりまたしてもバンコクに立ち寄ってくる事になりそうで~す。ただ、今回はきちんとビジネスもしてきますけどね。やっぱりサラリーマン時代とは違って、出張にかかった費用分くらいは、旅先で取り返そうって言う気になるもんです(笑)。でも、半分以上って言うか9割がた趣味入ってますけど(笑)。
[ 2006/06/03 00:00 ] その他 | TB(0) | CM(16)